成田山新勝寺は、千葉県成田市にある大きなお寺。
初詣客の多さでは、明治神宮、川崎大師に注いで第3位のお寺です。
参道は常にお客さんで賑わっていて、今では外国人観光客もバスで来るほど混み合っています。
成田山新勝寺では、平成30年4月28日から5月28日までの間、
開基1080年祭というお祝い中。
祭り開催中には電車で来て、参道を散策しながらお参りするのが絶対オススメです。
しかし、今回は穴場駐車場を見つけて、徒歩10分で本堂まで行くことができちゃいました。
成田山新勝寺の基本情報
住所 |
〒286-0023 千葉県成田市成田1Google Map 電話 0476-22-2111(代表)/ FAX 0476-24-2210 |
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アクセス |
【電車・バス】 京成電鉄をご利用の場合: 上野駅から特急で約65分、空港第2ビル駅からは約8分 JRをご利用の場合: 東京駅から横須賀線/総武線直通の「快速エアポート成田」で約70分 【車】 |
駐車 |
弘恵会土屋駐車場、弘恵会田町駐車場、弘恵会本町駐車場、弘恵会東町第1駐車場(各料金800円) ほか、成田市営駐車場(1時間100円) GooleMapで駐車場を見る |
開園時間 |
終日 |
お休み |
無休 |
入園料 |
無料 |
公式サイト |
成田山新勝寺公式サイト |
成田山新勝寺開基1080年祭の見どころ
成田山新勝寺ができてから1,080年という節目で行われているお祭りが開基1080年祭。
この機会に、普段は開帳されていないお堂や施設が中まで入れるようになっていますので、ぜひ行ってみてくださいね。
一緒に参拝したいおすすめスポット4選
1.奥の院
成田山新勝寺奥の院は、本堂を右手に見ながらさらに階段を登り、光明堂の建物の後ろ側にこっそりあるのです。
扉が空いてなければ、きっと通り過ぎてしまうでしょうね。
普段は閉じられていて、7月の祇園祭のときだけ入ることが可能になっています。
成田山新勝寺奥の院は、岩をくり抜いて作られた祠の奥に、大日如来像が鎮座しています。
普段は木の扉で閉められているのですが、7月の祇園祭のときだけ入ることが可能になっています。
でも、開基1080年祭なので、2018年4月28日〜5月28日までの会期中は開いているんですね。
開門時間:9:00(たぶん)〜16:00
開門時間を忘れてしまい、すみません。。。
ただ、終わりの時間はきっちり16時。
少しでも遅くなると入れませんので、注意が必要です!
薄暗いなかを少し進むと大日如来様がいらっしゃいます。小さい子は暗いから怖いかも?
狭いので、慌ただしくお参りして出口へ。
奥の院では、中でろうそくを奉納できます。
入り口は足元が砂利ででこぼこしていますので、ベビーカーは気をつけるようにしてください。
2.醫王殿(いおうでん)
2017(平成29)年に開基1080年祭記念事業として建立された建物。
木造総檜、一重宝形造の御堂には薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将が奉安されています。
健康長寿と病気平癒の祈祷所です。
醫王伝の完成祝で大きな看板が立っていましたが、この奥の階段を上った先に奥の院。
更にその先に醫王伝があります。
平和大塔を目指していくと手前にあるので、ぜひ行ってみてくださいね。
醫王伝て読めなかったんですが今の字で書くと「医王殿」。
健康長寿を祈ることができるそうです。
出来たばかりということもあり、ヒノキの柱が新しくてつるつるです♪
中には中央に薬師瑠璃光如来さまが安置されています。
十二支の名もついた十二神将の像は、自分の干支の前で立ち止まって拝む姿もありました。
表にあるオベリスクみたいな塔の前で、すでに行列ができていたりします。
3.平和大塔
1984(昭和59)年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する塔です。
総高は58mで、醫王殿の奥にたっています。
1階は大塔入口で、御朱印もここでもらえます。
成田山の歴史展、写経道場もありました。
2階は大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図。
3,4階には一般の方が奉納された小さな仏様や経がたくさん置かれています。
5階の金剛殿には五智如来が奉安されています。
小さいですが窓があり、成田市内などを見ることが出来ます。
4.光明堂
1701(元禄14)年に建立された重要文化財で、大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。
縁結びを祈ることができるので、女性にもおすすめ。
建物の中央右側が出入り口で、一番右側には御朱印の受付があります。
毎年5月には、光明堂前の特設舞台にて成田山薪能が上演されます。
この剣とおなじ剣をお坊さまがもっていて、参拝にきた人の肩や背中を「ぽんぽん」と邪気払いしてくれるのです。
子供には頭に(*´ω`*)
「頭が良くなるように、お子さんには頭も叩くんですよ」とおっしゃってました。
ずっしりと重たい剣を(布の袋で覆ってますよ)ポンポン、と次々に叩いているせいか、入場行列ができていました。
穴場の駐車場を探す
成田山新勝寺としての駐車場4箇所は、駐車料金800円が統一です。
しかもかなり混雑しています。
ですが、成田の市営駐車場があってそこは1時間100円です。
場所は駅の周辺や成田山の参道脇にもああります。
特に参道の脇道にあって入場規制がかかると普通は入れなそうに見えるのが、「成田市営第2・3駐車場」です。
第2駐車場はばっちり参道の中ですので、参拝客が多いときは参道は歩行者専用になり進入禁止のため、入れないと思います。
第3駐車場は参道側ではなく、裏から行くのがポイントです。
進入禁止の看板とともにガードマンが立っているのですが、「駐車場を利用したい」というと開けてくれます。
国道18号を土屋駐車場を通り過ぎ、幸町という信号を目指してみてください。
ただし、駐車台数14台ですので、満車のときもあると思います。。。
ベビーカーでもらくらく参拝のエレベーター完備
成田山新勝寺は、階段を登った先に本堂があります。
亀のいる池をながめつつ、ちょっとだけ辛いです(^_^;)
しかし、小さい子やお年寄りにも安心の「エレベーター」が設置されています!
緩やかな階段もきつい場合はさらに左手へ。
左に光輪閣という建物を見ながら進むと、右側にお手洗い、左手にエレベーターが2基ありますよ!
こちらは出口側。
反対のドアを出ると右側が本堂になっています。
更に進むと、
平和大塔や奥の院へ向かう階段の脇にも、新しくエレベーターが新設されました!
らくらく参拝できちゃいますね。
まとめ
成田山新勝寺はとても広くて、1日ですべてのお堂やお寺を回るのは難しいんじゃないかなと思います。
まずは今だけ御開帳している「奥の院」や新しくできた「醫王伝(いおうでん)」などに向かってみるのはいかがでしょう。
もちろん、本堂でお参りも忘れずに。
エレベーター完備で、赤ちゃん連れでも参拝ができるので、私も2才児連れの友人と一緒に行ってきましたよ!
成田山新勝寺開基1080年祭は平成30年5月28日まで。
毎年7月には祇園祭も開催されています。
ご本尊の不動明王像や、薬師如来像などなど、歴史に触れる機会になればと思います。