EMIです。
子供からうつる病気って、感染力が強くないですか?
私がインフルエンザにかかっても、子供にはうつらなかったのに、子供の溶連菌にはばっちり感染してしまいました。
投薬真っ最中の現場からwお届けしています。
子供が喉がいたいと言い出した金曜日
鼻水がではじめていた息子。
鼻が詰まるせいで寝るときにはかなりひどくいびきをかいていました。
口を開けて寝ていたから、喉がいたいと言い出したんですね。
熱を測ると「37.0度」
微妙だ、休ませるかどうするか。。。
でも医者に連れて行ってそのまま学校行かせるのって、もう面倒になるのです。
結局休ませてかかりつけの内科へ。
風邪の診断で「葛根湯」が出されました。
かかりつけのお医者さんは漢方薬を出す先生なんです。
漢方薬をいやいや飲んだものの、「喉が痛くて食べたくない」と良い続け、ゼリーも食べず。
ご機嫌取りに大好きなマグロ丼を出してみたものの、半分も食べられず終了。
本人も食べたいのに食べられないので、「とっておいて」とのことでした。
お通じはちょっとゆるめ。
一日中YouTubeとDSでゴロゴロしていました。
私が喉の異変に気がついた日曜日
土曜日は1日中ゴロゴロしまくり、食べ物も飲み物も嫌がり、「少しでも食べないと治らないでしょ?」と叱っても泣いて嫌がることに。。。
薬は2日分しかでていなかったので、困ったね、と言っていたら次の日の朝、私の喉に異変が!
もともと扁桃腺持ちなんですが、真っ白になっていました!!!
「うつったわ。。。」
徐々に起こる寒気。
「熱出るから寝ています」
といって寝込んでしまいました。
最高38.4度
鼻水や咳はなく、湿疹などもありません。
超絶喉が痛くて食べられない。
そこは大人なので、我慢しておかゆを少々食べましたが無理でした。
水を飲んでも痛くて限界。
子供も相変わらず改善せず、月曜日の朝一番に、内科に再受信することにしました。
2人で寝込んで日曜日は早く就寝。
あっという間に喉が真っ白な月曜日
朝一番に電話で内科を予約した際に、感染を疑う症状のため別の場所で待機を促されました。
問診を経て先生に喉を見せます。
子供はのどが痛いから薬が飲めないと訴えていました。
私の喉を見たところ「真っ白だね、ばい菌いるね〜」と、溶連菌の検査をしましょうと言われました。
綿棒の長いので扁桃腺をなでて検体を採取。
5分ほど待つと結果は「陽性」
「お母さん陽性でしたよ。念のためお子さんも検査しますね」
子供の喉からも「陽性」反応でした。
子供の喉は白くなかったので、検査してなかったんですが、私が感染してたら子供もなってる可能性が高いですよね。
溶連菌の兄弟間の感染率は25%だそうです。
あとから学校に聞いたら他にも溶連菌で休んだ子がいたんだそうです。
学校で患者がいる、と伝えていたら、即検査だったかもしれません。
息子は微熱がまだ続いていて37.3度。
私は熱が下がりました。
投薬開始の月曜日、食べられたもの
溶連菌の結果がでたので、抗生物質と痛み止め、解熱剤が処方されました。
薬を飲むためにプリンやゼリー、ぶどうジュースとポカリスエットなどを買い込みます。
大人は治したいと必死で食べますが、子供は違います。
痛いから無理!と泣いて拒否。
仕方なく薬だけをなんとか飲ませます。
うちは粉薬を水で溶かして一気飲みさせたあと、間髪入れずチョコを1粒食べさせる方法です。
普段はチョコなんて食べさせてないわ!というお母さんも、このときは許してあげてください。
甘いチョコの味で、苦い薬のあと味が癒やされます。
ポカリスエットは飲めたので、おかわりもさせてコップ2杯位飲みました。
あとから気がついたんですが、息子は若干脱水状態だった可能性があります。
ポカリスエットを飲んだあと、おしっこがたくさん出ていました。
脱水状態だと微熱が出たり意識が朦朧としたりしますので、やばいです。
そう言えばぐったりとしていました。。。。
お水はのどが痛いと嫌がっていたのに、ポカリやアクエリアス、経口補水液とかは喉越しが良いから飲めたのかもしれません。
もっと早く飲ませればよかったです。。。
投薬開始2日目、食べられたもの
抗生物質を飲みはじめて2日目の朝。
私の実感で、「良くなってきた!」と思えたので、子供にも食事をうながしました。
まだ痛みが残っているので、いやいやでしたが席につかせます。
プリンを食べさせてみたら、「食べられたからおかわり」と言ってくれました!
3連のプッチンプリンを2個食べて、赤ちゃん用のぶどうジュース1本を飲んで、薬を飲みました。
私もお茶碗1杯のおじやを食べきることが出来たうえ、おやつタイムに抹茶オレ飲みました。
子供にはポカリスエット。
水分はとるように言い続け、息子は4日ぶりにお通じがありました。
金曜からろくに食べてないので、出すものもなかったんだと思います。。。
量は少なめだったけれど、少しゆるい程度でした。
今日の痛みを乗り切れば、明日は通常食を食べられるんじゃないかという希望が見えてきました!
投薬開始3日目:食べられたもの
水曜日、登校できませんでした。。。
喉の腫れがおさまりませんでした。
ただ、熱は平熱36度。
扁桃腺部分がすごく大きくて、夜中のいびきがひどかったです。
鼻炎を併発しているので、鼻づまりの影響が大きいように思います。
私の方は、喉が白いのはまだあるものの、痛みが完全に取れて違和感がなおり、食事も普通にできるようになりました。
息子は鼻炎が改善しないと、なかなか喉の痛みが治らない感じがします。。。
溶連菌の症状
溶連菌感染症の症状は、発熱や喉の痛み、舌にツブツブがでる「イチゴ舌」や、発疹が出ることもあるそうです。
我が家の場合は
息子の症状=喉の痛み・微熱・イチゴ舌
母の症状=喉の痛み・高熱・リンパ節の痛み
プラス、息子は鼻炎で鼻づまりがひどかったです。
今回処方された薬
今回処方された薬はこちら
息子:小学2年生(体重31kg)の処方薬
- カロナール細粒20% 1.5g・・・1日3回☓3日回分
- ペリアクチン散1% 0.4g・・・1日2回☓3日分
- パセトシン細粒10%100mg 6g・・・1日3回☓7日分
- トローチ
母の処方薬
- サワシリン錠250 250mg・・・1日3回☓7日分
- コタロー桔梗石膏エキス細粒 6g・・・1日3回☓4日分
溶連菌にかかった時の対処法
喉が痛くて水も飲めないくらいつらいです。
でも水分を取らないでいたら、脱水状態になります。
意識が朦朧としたりします。やばいです。
おしっこにいってないな?と思ったら危険ですので、すぐになんとしてでも水分だけは、とるようにしてください。
イオン飲料(アクエリアスやポカリスエットなど)や、赤ちゃん用の経口補水液などが喉に優しいみたいですので、飲ませてください。
酸味がしみて痛いときもあるので、オレンジジュースなどはダメです。
うちは薬を飲みはじめてから、ようやく2日目にぶどうジュースが飲めました。
個人差もあると思うので、やっぱり最初はポカリスエットかな。
無理に食事をとらせなくてもいいので、まずは水分補給。
お薬を飲み始めればすぐに回復してきますよ!
食べないと治らないでしょ?って無理にお粥を食べさせようとして、泣かれました。。。
チョット痩せちゃったけど、治れば食べられるから。
今はばい菌をやっつけるためにお薬を。
そして頑張ってお薬を飲んだご褒美にチョコとかあげてくささい。
溶連菌感染症の治し方
まず溶連菌感染症とは、細菌感染による病気なので抗生物質を飲めば治ります。
我が家がお医者さんで処方されたお薬は10日分でしたが、きちんと最期まで飲むように指示されました。
症状が良くなったからと言って、途中で薬をやめたらダメです!
鬼母上等!!
って感じで、必ず飲ませてください。
腎臓などに合併症状が出ることがあるんだそうで、小児科に通院していたときには、完治後1週間ほど立ってから経過観察のための尿検査を受けました。
うちの息子は溶連菌感染症は2回目の感染になります。
何回でもかかるそうです(T_T)
溶連菌が治るまでに食べられたものとあげてみたもの
子供にあげてみたものリスト
- チョコパン(ヤマザキの5個入りの)
- バナナ
- フルーツゼリー(たらみの具がたくさんのやつ)
- プリン(3連のプッチンプリン)
- アイス(かき氷系からバニラアイスまで色々)
- マグロ丼(息子大好物)
- 野菜ジュース
- ポカリスエット・アクエリアス
- ぶどうジュース(赤ちゃん用の5本入り)
- チョコ(薬のご褒美のアルファベットチョコ等)
食べられたものリスト
うちは小2なので、食べるか食べないか自分で判断していました。
親としては食べてほしいのですが、いらないと言われたら無理強いできず。
なので、「あれ食べる?これ食べる?」とあの手この手で誘ってみた結果です。
投薬前からOK
- ポカリスエット・アクエリアス(ずっとOK)
- ぶどうジュース(ずっとOK)
△ 徐々にOK
- 野菜ジュース(徐々にOK)
- フルーツゼリー(投薬前1口だけ徐々にOK)
- かき氷系のアイス(時間をかければ食べられた)
投薬初日からOK
- ガリガリ君グレープフルーツ味(投薬1日目の夕方)
- チョコ(薬のご褒美)
投薬2日目からOK
- プリン(投薬2日目の朝)
- バナナ(投薬2日目の昼)
- アイス(オレンジ味)
まだ食べられず
☓ チョコパン(ヤマザキの5個入りの)
△ マグロ丼(食べたかったけど食べられず)
個人の好みもあるので一概に言えませんが、お薬を飲まないと、ずっと固形物は口にできない可能性があります。。。
アイスはお腹の調子を見ながらにしましょう。
お腹を壊していなければ、ひんやりして喉が楽なので、食べてみても良いと思いますよ。
うちの息子はガリガリ君好きなのでかき氷系アイスでしたが、バニラアイスとかでも。
妊婦さんは要注意!感染しないための予防策
薬の飲めない妊婦の友人は、溶連菌感染症で投薬がうけられず3週間もかかったそうです。
喉が痛くて食べられず大変だったろうとおもいます(T_T)
感染しないための予防はやはり手洗いうがい。
溶連菌感染症を引き起こすウイルスは飛沫感染がおもだそうです。
感染力が高いので、家族間での感染はかなり気をつけないと大人でも危険です。
咳やくしゃみの症状は出ないそうなのですが、うちは鼻炎を併発してたこともあって、最初の発見が遅れてしまったのかもしれないですね。。。
- 感染した人が口にした食べ物や食器は口にしない
- タオルは共有しない
- 睡眠を十分にとる
- 水分補給をする
この4点は気をつけましょう。
登園・登校の注意
お医者さんには、「熱が下がったら登校してもOK」と言われましたが。
給食が食べられないのに学校に行かせてもかわいそうだなあ、と思い、我が家は2日 3日お休みさせました。
まだ溶連菌感染症と診断されていない状態で「鼻炎で1日休み」をとっていたのと、間に土日入ってるので、喉が痛くなってから溶連菌感染症と診断になるまで3日間痛みに耐えてしまってました。。。
ちなみに私は喉の痛みを感じてから次の日に投薬開始だったため、喉の痛みは3日間。
3日目の夕方にはもう違和感があるだけ、の状態にまで回復できました。
大人なんで頑張りました。
溶連菌感染症は、投薬を素早くできればすぐに良くなるな、というのが感想です。
今は検査方法が確立していて5分で結果がでますので、疑わしい場合はすぐに検査してもらってください。
学校や保育園などで感染した人がいる場合は、疑う必要がありそうです!
早くしっかり薬を飲んで、早く良くなりますように!!